ファイル転送サービスの使い方 〜 GigaFile便 編 〜

豆知識

今回は印刷会社でもよく使用されている、ファイル転送サービスの使い方をご紹介します!

印刷物の制作に使用する写真や編集データは容量が大きいことが多く、ご入稿いただく際も苦労することが多々あります。
そんな時、無料で使用できるファイル転送サービスを利用することで、スムーズにデータの受け渡しをすることができます!

GigaFile(ギガファイル)便とは

GigaFile(ギガファイル)便は、ユーザー登録不要、無料で利用できる大容量のファイル転送サービスです。容量無制限のファイル転送が行えます。(1ファイル200GBまで)
アップロードしたファイルは、7日、14日、30日、60日、そして最大100日間の間保持することができ、その期間中何度でもダウンロードが可能です。

ギガファイル便はサイト上の広告収入で運営されており、それにより無料で利用することが出来ています。また様々な企業やアーティストとコラボを行うことが多く、上記のトップページが大きく変わることがあります。

ギガファイル便の使い方

①データを用意する

まず、アップロードしたいデータを用意します。画像やPDF、音楽データなど、データ形式に制限はありません。複数をまとめて送りたい場合は1フォルダにまとめ、zip圧縮してからアップロードします。

※※※ここで注意!※※※
zip圧縮する時、ファイルやフォルダ名には必ず半角英数字を使いましょう! 文字化けによるトラブルやミスを、事前に防ぐことができます。

②アップロード期間を決める

ストレージ上にデータをアップロードする期間を決めます。これはダウンロードできる期間のこと。ここで指定した期間内であれば、何度でもデータをダウンロードすることができます。

保持期限は後から変更することができません。先に期限を設定してからアップロードしましょう!

③データをアップロードする

用意したデータ、もしくはzipファイルをストレージ上にアップロードします。
操作はとてもカンタン。画面の範囲内に、アップロードしたいデータをドラッグ&ドロップするだけ!

ドラッグ&ドロップとは、「ファイルをマウスでクリックしたまま、範囲内で離す」動作を指します。

すると、アップロードが即時に開始。
あとはアップロードステータスが100%になるまで待ち、「完了!」が出たらOKです。

④ダウンロードURLを相手に知らせる

画像の箇所にあるURLを、データをダウンロードする相手へメールなどで送ります。
この時、ダウンロード期限も一緒に伝えると、「期限が過ぎてしまい、ダウンロードしそびれてしまった」なんてことを防ぐことができますよ。

相手はこのURLにアクセスし、ダウンロード画面からワンクリックでデータをダウンロードすることができます。

うまくいかない時は…

ギガファイル便の運営会社、株式会社ギガファイルが公開している「ファイルのアップロード方法|株式会社ギガファイル」も参照ください。
アップロードの方法が動画でわかる公式動画もあるようです。

セキュリティ面は大丈夫?

発行される「ダウンロードURL(https://○○.gigafile.nu/○○○○○○〜)」。こちらはランダムで生成された文字の組み合わせになります。
そのため、このURLを知らない相手にデータが渡ることはほぼありません。

しかし、逆に言えばダウンロードURLの取り扱いには十分な注意が必要です。違う相手にURLを送ってしまったり、公の場にURLを公開してしまったりするとトラブルに繋がります。このことを十分に留意した上で利用しましょう。

また、心配な場合は「ダウンロードパスワード」を設定して、ダウンロードを制限することができます。

とても便利なストレージサービス

いかがでしたか? メールの容量や、通信量を気にすることなく、大容量のデータを手軽にやり取りできるのがこのサービスの魅力です。
印刷会社でなくとも、多くのビジネスシーンで利用されるようになって久しく、今もさまざまなアップデートがされているようです。各機能をサービスを使いこなし、ぜひスムーズなやり取りを行いたいですね。